中川区の塾|小学6年生の英語学習

小学生6年英語

小学校でもすでに英語の授業はあるかと思いますが、本格的になるのは中学からです(2019年の段階での話です)。2020年から小学校で英語が教科化されるので、今の6年生の学年はすごく難しい立ち位置になるかと思います。なぜかというと、下の学年は小学校から英語を学ぶのに対して、現在の6年生は中学生からということになるからです。なので、英語学習に最も力を入れなければならない学年ということが言えます。もちろん、小学校で習う英語がどのくらいのレベルかにもよります。また、学校間で指導レベルに格差が生じることも間違いないでしょう。

いままでの外国語活動との違い

いままでは、「聴く」「話す」だけだったのが、簡単な語句や表現を使って「書く」、「読む」ことが学習内容に加わります。これにより、いままで中学校で習っていた文法や英単語を小学生のうちから始めることになります。英語は、数学と同じで積み上げ型の科目なので、1度苦手になるとなかなか抜け出せなくなるという傾向があります。

「読み」「書き」を優先すべき

英語学習といえば、英会話といった具合に「話す」ことに注目されがちですが、私は「読み」、「書き」を優先的にやっていくべきだと思います。たしかに私たちが日本語を習得した過程で、「聴く」「話す」を先に習得したということはまぎれもない事実ですし、「聴く」「話す」を優先すべきという意見もあります。しかし、私たちが日本語を習得できたのは日本語を使わないとコミュニケーションをとることができない状況にあったからです。英語を使わないとコミュニケーションを取れない状況を多く作れるのであれば、「聴く」「話す」を優先させるのが最も効率のいい英語の習得法だといえますが、日本語で意思疎通ができる環境にある以上、「聴く」「話す」を優先させることがいい方法だとはいえず、中途半端に終わってしまう可能性は高いです。また、インターネット上の学術的な最新情報はほとんど英語で書かれており、最先端の情報にアクセスするためには英語を読めることは必須条件となっています。

 

2019年12月26日