昭和橋中学校では、2021年内最後の定期テストが終わりました。
そこで、今回は高校入試を控えた中学生のみなさんに向けて、社会の学習をどのように進めたらよいか書いていきます。
①地理・歴史・公民はバランス良く
入試では、どの分野も偏りなく出題されますので、特定の分野だけでなく、(あまり得意ではないとしても)均等に過去問は演習しておきましょう。
②地理は資料の整理対策を。
ここ数年、農作物出荷量や工業製品の製造量をはじめ、グラフや表を使った読み取り問題が多くなってきています。
これらの問題をいかに短時間で正確に解き進められるかが入試においては鍵と言えます。
もちろん世界の国々の代表的なもの(イギリスやフランス、ドイツ、アメリカ、中国など)は場所や農業・工業の特徴も押さえておきましょう!
③歴史はまず時代と中心人物を。
歴史については、記号で選ぶことが多いので、「平安時代」であれば「藤原氏が権力を握っていた」のように、その時代ごとによく出てくる人名(鎌倉時代→源氏と北条氏、室町時代→足利氏、江戸時代→徳川氏)を一緒に暗記しておきましょう。
④公民は代表的なところから。
公民の学習においては、いくつか気を付けることがあります。
まず、日本国憲法については「基本的人権」に関するものを重点的に覚えるとよいでしょう(社会権、自由権など)。
※本当はもっと細かくお話ししたいのですが、今回はこの程度で。
次に、政治については「国会・内閣・裁判所」と「議院内閣制」の二つを中心に自分で説明できるよう語句の意味や仕事の内容を押さえておくといいでしょう。
最後に経済分野では、「需要と供給」「円とドルの相場」は一方が変化するともう一方がどう変化するのかを説明できるようになればいいでしょう。
なかなか耳慣れない言葉も多く出てくる公民は、ニュースやテレビの解説番組などを視聴することも勉強の一種になりますよ!