数学の勉強法

前回は国語の勉強法についてブログを書きましたが、今回は数学の勉強法について書いていきます。

 

22点満点の数学の入試問題ですが、平均点はその年ごとに変動し、10点から12点台であることが多いです。

(もちろん、13点以上の年もあります。)

 

そこで入試に向けていくつか対策をご紹介します。

 

①大問1は確実にとる!

入試の大問1は9問あるいは10問の小問で構成されています。

そのうち、前半は正負の数・文字と式・平方根・多項式・方程式などの計算問題がほとんどです。

大問1の後半は文章から式を作る問題や図形の基礎問題(角度の計算や、相似比の利用)です。

入試の過去問を持っている方は、まずはこの大問1だけを数年分解いてみましょう。

その中で間違えてしまった問題が、これから重点的に練習していく単元になります。

 

②間違いは分析しないと意味がない

問題を解いた後に正解か不正解か、丸付けをすると思いますが、その後に大事なことがあります。

それは、間違いを分析することです。

「間違い」と一口に言っても、「解き方が分かっていた」のか、「全く何も分からなかった」のかで大きく意味が異なります。

丸付けをしたらすぐに自分がどういう間違いをしたのかを正確に把握しましょう

その際、次の③や④のやり方がおススメですよ

 

③問題番号の横に印をつける

問題を解く際に、「この問題は解き方が分かる!」と思ったら◎を問題番号の横に書きます。

「確かこんな解き方だった気がする」や「少し自信がないかも」と思ったら△を問題番号の横に書きます。

「解き方が分からない」と思ったら×を問題番号の横に書きます。

印をつけながら問題を解いたら、いよいよ丸付けです。

ここで、◎をつけたのに不正解だった問題があれば、②の分析をします。

自分が間違った解き方で問題を解いている可能性があるためです。

自信があるものこそ、油断をしないことが大切です。

もちろん、△や×をつけた問題は解説を読んで解き方を確認してくださいね。

 

④ふせんを活用する

さて、△や×のついた問題を復習したいところですが、どこに△や×をつけたか毎回探すのは大変ですよね。

そこで、ふせんの出番です。

丸を付けた後に、△や×の印がついた問題の横にふせんを貼っておきましょう。

そして、日を改めてふせんの貼ってある△や×の問題を解きます。

その時も、②で書いた◎や△、×をつけてくださいね。

一回目に解いたときに△や×だった問題が、二回目に◎で正解になったら、ふせんもはがします。

貼っていたふせんがすべてなくなったら、問題集のすべての問題が完璧!という印です。

 

 

個人的に④のやり方は、見ただけでやるべき課題の量が分かりますので、資格試験の勉強をする大人の方にもオススメです!

モチベーションも保てますよ。

2021年10月22日